特殊製版の技術集団。特殊印刷や二次加工分野に特化がウリの特殊阿部製版所

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UVパッド印刷技術

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UVインキのパッド印刷が可能になりました

UVパッド印刷サンプル1
UVパッド印刷サンプル2

パッド印刷において紫外線硬化型インキ(UVインキ)の使用は以下の理由で難しいとされていました。

パッド印刷手順

UVインキは溶剤の揮発が無く上記メカニズムが利用できないので、パッド表面にインキが残りやすく、印刷数回ごとにパッドのクリーニングが必要でした。

また、版上のインキ掻き取りが非常に難しく、版面の非画像部にインキ薄膜が形成されてしまい、転写時に地汚れが発生しやすいという問題がありました。

私たち特殊阿部製版所は、この問題を解決しました

UV印刷のメリットとデメリット

UVインキは、パッド印刷で主に用いられている溶剤希釈型インキと比較するとさまざまな メリットがあります。

  • 1.硬化後のUV インキは、溶剤希釈型インキと比較して圧倒的に被膜強度がある。
  • 2.揮発性有機化合物(VOC)を排出しない、環境にやさしいインキである。
  • 3.UV 照射器は熱乾燥型装置と比べ消費電力が約1/30 で省エネルギー。CO2 排出量削減が できる。
  • 4.インキ硬化速度が速いので、生産性が向上する。また、硬化・乾燥中のゴミ付着等のリ スクが軽減する。
  • 5.インキ硬化時、ワークに熱が掛かりにくいので、熱に弱い素材など使用範囲が広い。
  • 6.設備設置面積が小さい。省スペースである。
  • 7.インキ廃棄量が減る。使用量が削減できる
  • 8.溶剤添加などの管理のムダを削減できる。

しかし、デメリットもあります。

  • 1.UV 照射器が必要
  • 2.インキの種類・色・膜厚等によるシビアな硬化条件出しが必要
  • 3.溶剤希釈型インキより接着する材質の範囲が狭い場合がある

パッド印刷でUVインキが使用できる仕組み

パッド印刷でUVインキが使用できるしくみ

当社新開発のシリコンパッド(UKタイプ)を使用します。 特殊な処理を施した版を使用。印刷機にヒーターユニット を設置して温調してインキ粘度を安定させます。

ドクターブレードはUVインキ専用タイプを使用。

※インキの完全キュア条件は、お客様自身で構築していただくことになります。

印刷テスト例

印刷テスト例
使用パッド 弊社新開発のシリコンパッド
使用インキ ・帝国インキ PAL・POP
  ・T&K TOKA UV
  ・東洋インキ FDSS

結果

テスト結果1

一部のインキを除き、良好に完全転写できました。パッド表面へのインキ残りは皆無です。

版深度20μmの場合、インキ膜厚10~12μm。従来の溶剤希釈型インキと比べ2~3倍のインキ膜厚が良好に形成できました。

テスト結果2

2度押しすると、さらに膜厚効果が発揮されます。

(参考:溶剤希釈型インキで従来のシリコンパッドを使用した場合、インキ膜厚は2~4μm程度です)

 

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